【連載記事 日清食品】日清のふざけたCMについて少し真剣に考えてみた#02 ~日清のおかしくて、変わっていて、ふざけているCMの歴史~

日清のCMの事例研究 日清食品編

前回はカップヌードル・焼きそばUFO・どん兵衛など、日清の定番食品の特徴について考えてみました。その中で、日清の定番商品のCMには変わったものが多いという話をしましたが、今回は、これまでどのような変わったCMがあったのかを振り返ってみたいと思います。

なお、日清のCMはあまりにも多すぎるため私が個人的に印象に残っているもののみ紹介していきます。(YouTubeの「日清食品グループ公式チャンネル」に動画がアップされているものについては動画を引用させて頂きます)

日清食品グループ公式チャンネル
日清食品グループの公式Youtubeチャンネルです。

カップヌードルのCM

日清と言えば「カップヌードル」です。日清の主力商品だけあって、これまで数々のCMが放送されています。その中で、まずインパクトに残っているものといえばこちらです。

アーノルド・シュワルツネッガーのやかん回しCM

30代までの人は記憶に残っている懐かしのCMではないでしょうか?当時、日本で大人気だったハリウッドスターの「シュワちゃん」ことアーノルド・シュワルツネッガーさんがやかんをぐるぐると回すCMです。

内山:「懐かしい」

岡崎:「みんな学校とかで真似したよな」

当時私は小学生でしたが、未だに覚えています。日清のおかしなCMの歴史はここから始まります。

「20世紀カップヌードル」シリーズ

20世紀も終わりに近づくと「20世紀カップヌードル」というシリーズが放映されます。これは20世紀の偉人や出来事のそばで俳優の永瀬正敏さんがカップヌードルを食べるというものです。

岡崎:「ゴルバチョフやジョン・レノンが出てきたCMだな」

内山:「シュールな感じで、目を引くものがありましたよね」

「NO BORDAR」シリーズ

2003年ごろからは「NO BORARシリーズ」というメッセージ性の強いCMも放映されました。

内山:「当時はイラク戦争とかありましたからね」

岡崎:「メッセージが強すぎて放送中止になったものもあったんだろ?」

そうです。少年兵をテーマにしたものは刺激が強すぎて物議を生んで放送中止になりました。このシリーズも色々な面で見入ってしまうものでしたね。

「この味は世界にひとつ」シリーズ

2010年に入ると、ボン・ジョビやクイーンなどとコラボ?した「この味は世界にひとつシリーズ」が始まります。

岡崎:「有名アーティストに替え歌歌わせるやつだな。当時『何やらせてるんだ?』って思いながら見てた記憶がある」

内山:「音楽好きはついつい見てしまうCMでしたよね」

CGで口の動きを変えるといった妙なこだわりがあったので、ついつい見入ってしまいましたね。個人的にはこのあたりからおふざけ路線が増えてくると感じています。

「OBAKA's UNIVERSITY」シリーズ

おふざけ路線が過ぎて、各所から怒られることとなったのがビートたけしさんが学長を努める学校で様々なことが起こるという設定の「OBAKA's UNIVERSITYシリーズ」です。

内山:「あー、これ問題になりましたね…」

岡崎:「毎回むちゃくちゃだったからな…」

個人的には攻めていて好きでしたけどね。賛否両論はありましたけど、CMとしてのインパクトは抜群でした。

「HUNGRY DAYS」シリーズ

そして、現在放映中なのが人気アニメをモチーフにした「HUNGRY DAYS 編」です。「魔女の宅急便」や「アルプスの少女ハイジ」「サザエさん」などの人気アニメとコラボしました。

内山:「今は『ワンピース』とコラボしていますね」

出典:YouTube「日清食品グループ公式チャンネル」

岡崎:「このCMだけど、ものすごいこだわって作り込んであるんだろ?」

そうですね。ワンピース編に関しては0.1秒程度のコマにワンピースのキャラクターが一瞬登場したり、背景にワンピースの名言が書かれていたり、ワンピースファンにはたまらない内容となっているようです。

内山:「何のためにそんなことを…」

話題作りでしょうね。実際にコマ送りでシーンを解説している動画もYouTubeに上がっていますし、そういう情報が拡散されれば、みんなCMに興味を持ってくれますからね。

「地元から沸かせ」シリーズ

2020年からは「地元から沸かせ」シリーズが始まりました。これはご当地の有名企業とコラボしたCMで、テニスの錦織圭選手、大坂なおみ選手、NBAの八村塁選手が出ています。

出典:YouTube「日清食品グループ公式チャンネル」

岡崎:「正月から衝撃的なCMだった」

内山:「初めて見ると何が何だか分からないですからね」

ちなみに、各地のCMがYouTubeの「日清食品グループ公式チャンネル」にアップされているので、興味のある方は見てみて下さい。

焼きそばUFOのCM

さて、続いては「焼きそばUFO」のCMについてです。日清のCMというとカップヌードルの印象が強いので、その陰に隠れてしまいがちですがUFOも時折おかしなCMを出してきます。

「UFO仮面ヤキソバン」シリーズ

まずは懐かしのCMですが、93年頃に「UFO仮面ヤキソバン」というCMが放送されていました。

岡崎:「そういやあったなそんなCM」

内山:「B級戦隊ものみたいなCMでしたね」

ストーリー仕立てになっていて、妙に続きが気になるCMになっていました。

「ヤキソバン エクストリーム」シリーズ

ヤキソバンの続編です。約20年後のヤキソバンが暗黒面に落ちるというどこかで聞いたような話になっています。

岡崎:「スターウォーズじゃねーか…」

知名度があるものとコラボして、視聴者の印象に残るようにするというのは日清の常とう手段ですからね。その後、吉川晃司さんが出演しますが、相変わらずのB級映画感で注意を引くようなCMになっています。

輝夜月×マキシマム・ザ・ホルモンコラボ

昨年には時代の波に乗るために、輝夜月(かぐやるな)というVTuberとマキシマム・ザ・ホルモンを起用した破天荒なCMも放送されていました。

出典:YouTube「日清食品グループ公式チャンネル」

岡崎:「このCM最初『なんだこの騒々しいCMは!』って思ったらUFOだった」

私は嫌いではないですが、中にはあまりにも奇抜過ぎて不快に思う人も多かったかもしれませんね。とはいっても、「なんだこれ?」と引き付けるインパクトはあるので、CMとしての効果はそれなりにあったんじゃないかと思います。

武田真治×龍が如く×マキシマム・ザ・ホルモンコラボ

時代の波と言えば、筋肉体操で再ブレイクした武田真治さんをCG化したCMも昨年放送されていました。

出典:YouTube「日清食品グループ公式チャンネル」

内山:「このCMちょっと怖かったんですけど…」

確かにキャラクターの表情と昔のCGの動きで若干気持ち悪さはありましたね。とはいっても、これも輝夜月と同様にインパクトは抜群でした。

どん兵衛のCM

カップヌードルやUFOと比べるとはるかに常識的なCMを流しているのがどん兵衛です。「どん狐シリーズ」はドラマ仕立てで安心して見れますね。

岡崎:「どん狐は日清の良心だと俺は思ってる。吉岡里帆さんもかわいいし」

内山:「どん兵衛はふざけたCMって無いですよね?」

と、思って探してみたらこんなものがありました…。

出典:YouTube「日清食品グループ公式チャンネル」

岡崎:「何だこれ…」

内山:「やっぱりこういうことしてきたか…」

「みやがわだいすけ」繋がりでめちゃくちゃやってるCMです。始めて見たときはかなり笑いました。

カレーメシのCM

今回の最後に「ふざけたCMの極み」とも言えるものを紹介しておきましょう。それが、「カレーメシ」です。

出典:YouTube「日清食品グループ公式チャンネル」

内山:「カレーメシって日清の商品の中では新しいですよね?」

発売開始が2014年なので、日清の中では新参者ですね。ただ、CMのふざけ具合は群を抜いています。特に初期のころは。
(興味がある方は探せば、どこかに動画があるかもしれません)

岡崎:「カレーメシのCMか…。さすがに日清でもやり過ぎだろって最初思った…」

基本的に私たちの心に爪痕を残すことしか考えていないですからね…。でも、初めて店頭で見たときは「こいつかぁ~!」って思って買ってしまいましたよ。

内山:「まんまと日清の作戦にはめられてるじゃないですか…」

実際に被害に合った方は私以外にもたくさんいると思いますよ。まあ、おいしいから良いですけどね。ちなみに、カレーメシのCMは最近では人気アニメなどとコラボして話題になったりしています。最近はコラボCMが多いので落ち着いていますが、またいつ何時ふざけたCMを出して来るか分からないので注意が必要です。

出典:YouTube「日清食品グループ公式チャンネル」

さて、今回はこれまでの日清のCMをざざっと紹介してきました。日清のCMがどのようなものなのかを思い出していただいたところで、次回からは「なぜ、日清がこのようなCMを作るのか?」を
考えていきたいと思います。

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