経営管理・生産管理・品質管理・現場管理……。会社経営を行っていく上では、この『管理』という機能が必要不可欠です。でもこの『管理』という機能ですが、実際にはどのようなことを行っていけば良いのでしょうか?どのようなことを行えば「管理が出来ている会社」になれるのでしょうか?
今回のコラムでは、この『管理』という機能について考えてみたいと思います。
管理とは何か?
まずは下の図を見て下さい。
図の青色の部分(①の部分)が正常な範囲、黄色の部分(②の部分)が異常な範囲です。そして、黒色の実線が業務の状態を表すとすると、丸で囲った箇所は業務が『正常な状態』で進んでいると言えます。この状態であれば、業務は問題なく順調に進み、経営も上手く行きます。
つまり、普段の業務を『正常な状態』に保つことが『管理』をするということです。別の言い方をすれば、「異常な範囲に入った(異常な状態の)業務を是正して、正常な範囲に収める」ことが『管理』をするということです。
ポイント
◆管理をするとは普段の業務を『正常な状態に保つ』ということである。
◆管理をするとは『異常な範囲に入った業務を是正して、正常な範囲に収める』ということである。
※本記事はマスタープランズ・コンサルティングホームページ更新に伴い、ブログに掲載されていた過去記事を移転したものです。
(Toyama Suguru)
中小企業診断士事務所 マスタープランズ・コンサルティング代表
中小企業診断士。経営コンサルタントとして中小企業の経営コンサルティングを行っています。また、企業や商工会議所などでセミナー・講演会活動も行っています。著書:「小さな会社はまず何をすればいいの?~新米社長岡崎の10の物語~」
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