関東地方(東京都除く)
ここからは関東地方に移りますが、関東地方は人口増加が大きい東京都を除いた地域と東京都単体での2つに分けて見ていきます。
関東地方(東京都除く)で人口が増加している市区町村
東京を除く関東地方で最も人口増加数が多いのは、千葉県流山市や船橋市、埼玉県川口市などの東京周辺の地域です。
増加率で見ても東京周辺は高く、千葉県流山市は14.6%。印西市は10.7%。さいたま市緑区は10.1%と2桁台の伸び率です。
関東地方(東京都除く)の人口増加数ランキング
関東地方(東京都除く)の人口増加率ランキング
関東地方(東京都除く)で人口が減少している市区町村
関東地方で最も人口減少数が多いのは神奈川県横須賀市で、5年間で約1万8千人減少しています。横須賀の人口が減少する理由が気になったので調べてみたら、どうやら大きな工場の閉鎖などの影響で人口が流出しているようです。他にも茨城県日立市の人口も約1万人減少しています。
減少率で見てみると群馬県南牧村。山梨県身延町が群馬県神流町の減少率が大きいです。(ただ、マップ上はデータの入力をミスしたようで南牧村の色が薄くなっています。)
ちなみに群馬県の群馬県南牧村は日本で一番高齢化率が高い市町村です。
関東地方(東京都除く)の人口減少数ランキング
関東地方(東京都除く)の人口減少率ランキング
東京都
東京都で人口が増加している市区町村
東京は23区全てで人口が増加していますが、その中で最も多いのは世田谷区の40,318人です。その後は品川区・大田区・練馬区が3万人以上人口が増加しています。
東京都の増加率トップは中央区の19.8%で、千代田区も増加数は少ないですが、増加率では14.2%の伸びを見せています。
東京都の人口増加数ランキング
東京都の人口増加率ランキング
東京都で人口が減少している市区町村
東京都も人口数が減少している地域はありますが、他の地方と比べると数は少なめで、最も減少数が多い青梅市でも3,846人です。
減少率が最も高いのは新島村の11.2%で、他にも島嶼部や山間部の町村の減少率が高めです。
東京都の人口減少数ランキング
東京都の人口減少率ランキング
(Toyama Suguru)
中小企業診断士事務所 マスタープランズ・コンサルティング代表
中小企業診断士。経営コンサルタントとして中小企業の経営コンサルティングを行っています。また、企業や商工会議所などでセミナー・講演会活動も行っています。著書:「小さな会社はまず何をすればいいの?~新米社長岡崎の10の物語~」
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