【連載記事 組織編】組織って何だ?#05 ~皆が同じ方向に進むようにする~

組織の管理 組織編

今回のテーマは組織化の条件3『行動が統制されている』です。

「行動の統制」ってどういうこと?

統制なんて言葉を使うと仰々しいですが、「組織として管理されている」と捉えて頂ければ良いです。

岡崎:「要は『目的地にたどり着くための方法やルートやペースをコントロールしていくってこと』だな」

そうです。つまりは『皆が同じ方向に進むようにコントロールをしていく』ということです。

自由闊達≠管理されていない

少し話がずれますが、世の中にはたまに管理(行動の統制)について誤った認識があります。「自由闊達=管理しなくてよい」という認識です。

自由闊達な雰囲気の会社(例えばグーグルとかテレビ等で紹介されるようなベンチャー企業)は一見管理がされていないように見えるので、このような勘違いが生まれるのですが、これらの会社は管理をしていないわけではありません。ただこれらの会社は「細かなことまで管理する必要がない」から管理していないように”見える”だけであって、管理そのものを行っていないわけではありません。

内山:「メンバー一人ひとりが自己管理出来ているから、細かいことまで口出ししなくてもいいってことですね」

管理を行うために必要なこと

では、管理を行うためには何をしなければならないのか?やらなければならないことは次の3つです。

①「ルートやペースを示す」=管理の基準をつくる
②「進み具合を見る」=モニタリングが出来るようにする
③「問題があれば修正or調整する」=フォロー出来る場をつくる&フォローする

これら3つのことが出来て初めて「管理が出来ている」ということになります。

内山:「なるほど…。具体的には何をすればいいですか?」

基準なきところに管理なし

まずは、何が正常で何が異常なのかを示す基準を作りましょう。

岡崎:「基準が無いと管理も出来ないからな」

そうです。基準の大切さを例え話で説明しましょう。

ある製造業の会社があるとします。この会社の現在の不良率は3%です。さて、この会社の状態は今「正常」ですか?「異常」ですか?

内山:「そんなこと言われても3%が良いのか悪いのか分からないから判断のしようが無いですよね?」

その通りです。答えは「分からない」です。私は比較対象となる不良率の業界平均も過去の推移も示してないですから、これだけの情報では3%という数字が良いのか、悪いのかなんて分からないはずです。ここでもし私が「業界平均の不良率は1%」という基準を示したら、この会社は「悪い=異常」となります。もし、「業界平均の不良率は10%」と言ったらこの会社は「良い=正常」です。

岡崎:「ほら、基準を示せば管理できるようになるだろ?」

内山:「そうですね。しっかりと管理を行うためには具体的な管理基準をまず作る必要があるんですね」

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