【連載記事 日清食品】日清のふざけたCMについて少し真剣に考えてみた#04 ~日清はCM自体を商品にしている説~

日清のCMの事例研究 日清食品編

日清食品をテーマにした連載も今回で4回目となりますが、記事を書いている中である考えを思いついてしまったので、今回はそのことについて書いていきたいと思います。

日清はCM自体を商品にしていないか?

岡崎:「ある考えを思い付いたって何を思い付いたの?」

結論から言ってしまうと、「日清のCMはそれ自体が商品になっているのではないか?」ということです。

内山:「CM自体が商品?どういうことですか??」

思い付きなので、まだ上手く説明出来ないですけど、CM自体が数十秒の映像コンテンツっていう商品になっているんじゃないかってことです。例えば、カップヌードルのHungryDays編ならワンピースの別物語。どん兵衛のどん狐シリーズなら数十秒のミニドラマっていうコンテンツになっているんじゃないかなと思っている訳です。

岡崎:「また不思議なこと言い出したな。何でそんな発想になったの?」

今回の連載記事を書くにあたって日清のCMを一通りチェックしたんですけど、見ていて面白かったんですよね。繰り返し何回も見てしまうものもありましたし。そして、その時に「面白いって感じるってことは、映像そのものに価値があるってことじゃないか?」って思い始めた訳です。何らかの価値があれば、それは商品として成り立ちますよね?

内山:「だから、日清はCM自体を商品にしていると言っている訳ですか?」

そうです。まあ、実際日清でCM製作に関わっている人たちはそんなこと思っていないかもしれないですけどね。

CMというフロントエンド商品

岡崎:「CM自体が商品だと言っている理由は分かったけど、日清は別にCMでお金を取っているわけじゃないよな?そのあたりはどう考えているんだ?」

確かにCM自体に収益を得る機能は無いですね。ただ、フロントエンド商品としての機能は果たしているかと。

内山:「フロントエンド商品って何でしたっけ?」

ある商品を買うための入り口となる商品です。例えば英会話スクールの無料体験レッスンとか、ソフトウェアの無料体験版のような商品です。無料もしくは低価格でフロントエンド商品を使ってもらって、そのあと本命となるバックエンド商品に繋げていくというのがフロントエンド商品の役割ですね。

岡崎:「その、フロントエンド商品としての機能を日清のCMは果たしていると?」

フロントエンド商品の一番の役割は興味関心を持ってもらうことですからね。そもそも、フロントエンド商品というのはある種の広告ですからね。そういう観点で見ると、日清のCMはフロントエンド商品としての役割を果たしていると思いますよ。

見る人に価値のある広告を

内山:「今回みたいにCMを商品として捉えるという発想は今までなかったなぁ。だけど、CMも一つの商品だと思うと、広告宣伝に対する姿勢も変わってきますね。広告にも何らかの価値を付けないといけないんだなって思います」

そうですね。「キャッチコピーを入れる」とか「目立つようにする」ってことも大切ですけど、広告も一つの商品だと考えて、見てくれた人に何らかの価値を提供出来るような広告を打つことが重要だってことを日清のCMは教えてくれますよね。

岡崎:「『見てくれたひとに何らかの価値を提供する』ってことをキーワードにして工夫を凝らした広告を出すと効果も上がるかもしれないな」

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けいなび